置き鍼の効き目はなかなか
私はほとんど365日、首が凝ります。
昔は肩凝りが酷かったですが、歳とともに首凝りの方が酷くなり、あまりに首凝りがひどいので、肩も凝っていることを忘れてしまうくらい。
首筋を触ると石のようにコリコリした部分が幾つもあるのです。
首凝りが極限に達すると頭痛を引き起こすことがよくあるので、極限まで達した時には鍼灸師の先生に鍼治療をしてもらいます。
その鍼の先生に最初に教えてもらったのですが、「置き鍼」と言うものがあります。
1mmにも満たないような長さの鍼が小さな絆創膏のような物に付いている置き鍼を、痛い所やツボに粘着するのです。
これがなかなかの効果。
素人にはツボがよく分かりませんので、とにかく触って痛い所にこの置き鍼を貼ります。
痛い場所に貼るだけでもいいそうです。ツボでなくても。
私は首凝りのひどい時には、首筋に触ると痛い場所が幾つもあるので、その痛い箇所にピンポイントで貼ります。
そうすると、その置き鍼を貼った場所はピンポイントで痛みが和らぐのです。
普通の深くさす鍼とは違うので、あくまでもその貼った所だけがピンポイントで痛みが無くなって来るような感じですが、それでも貼るのと貼らないのとではだいぶ違います。
私は置き鍼をする前はずっと病院でもらう湿布をほぼ毎日貼っていましたが、だんだんと湿布にかぶれるようになってしまったので、湿布が使えなくなってしまいました。
置き鍼は粘着部分の面積が狭いので、ずっと貼っておいても今のところかぶれるようなことはありません。
それに貼った上から時々指で押してやると、ツボ押し効果もあって気持ち良いのです。
粘着シールにごく短い鍼が付いていますが、鍼が付いている部分がピップエレキバンのようにポチっとした突起になっています。
その突起でツボ押しが出来るんですね。
置き鍼にも長さが色々あり、長いタイプの物を上から押すと鍼がチクッとして痛いかもしれませんが、私は0.9mmの長さのものを使っているので痛みは気になりません。
私が使っている置き鍼は「パイオネックス」と言う商品で、お風呂に入って濡れてもはがれてこない優れものです。